第32回 |
平成28年12月16日(金)参加者18名 |
12月の「ほっとサロン」は、いつもの「渋谷区立長谷戸社会教育館」で開催。
●橘高先生の「百でも元気に歩ける体操」コーナー
みんなの転倒予防~基本にカムバック!~歩くための筋肉が低下して
きた私たち成人のトレーニングを、赤ちゃんの1年間の動きを実践する
ことで、姿勢や歩き方の改善を図る。(解説資料配布:橘高先生のお孫
さんの趾(あしゆび)写真付き)
1.転倒防止の歩き方(初歩)&足のコグニサイズ(初級)
巾30cmを使って、畳一畳分(約180cm)の距離を真っ直ぐ、幅いっぱいに歩幅は狭くして歩く。一日に何回(回数の制限はありません)か往復して歩き方のコツを掴む。目は前方を見なくて良い。
真っ直ぐに立って、片方の脚のかかとをあげ、次いでその脚の膝下を振り出し、そのかかとで着地し、次に足先の親指と人差し指の間のところ璦(お)に重心を移し足裏全体で着地。この際、膝は伸ばす。もう片方の脚の膝を緩めて、もう片方の足の位置に並べる。両足は真っ直ぐ、平行になるように。この動作を繰り返す。歩き方を改善すると「魚の目」も出来ません。
●ひとくちメモ(踵:かかと、趾:足ゆび、漢字の意味を理解しましょう)
●ポイント:膝(ひざ)を璦(お)1趾2趾の上に載せる、パイパイラインが揃
う⇒坐骨が発達・太る。ピーマンお尻がかぼちゃお尻に。
●パイパイライン:肩井/BP/腸骨筋の停止部/膝頭/璦が同一線上のこと
2.手腕足脚上下(バタバタ)運動
椅子に浅く腰掛ける。肘をひいて、両手のひらを上に向ける。膝と手のひらを合わせて、同側・同時に上下させる。左右交互に繰り返す。次は両手のひらを下に向けて、同様の動作を行う。(こちらの方が重く感じる)立って、同じように両手のひらを上に向けて膝と手のひらを上下させる。次は手のひらを下に向けて同じ動作を行う。⇒各20~30回
3.高梨沙羅選手のジャンプ台滑走まねっこ運動
椅子に浅く腰掛ける。椅子に両手をしっかり掛けたまま、身体を上に引っ張るようにして持ち上げる。そのあと目線は真っ直ぐ前を見ながら、Gゾーンにウエイトをのせて身体を前にほぼ45度傾ける。呼吸は普通で良い。
注:最近の高梨選手の好調さ:踏切場面でしっかりGゾーンに載ってい
る。動体視力を鍛えて、TVでその瞬間を見ましょう!
4.脚の膝裏側を伸ばす運動
椅子に浅く腰掛ける(半座り)。片足は垂直に。片足はつま先を上げ、踵(かかと)は床につけたまま、突き出すようにして膝を伸ばす。上体は真っ直ぐ立てたまま。手は軽く椅子をつかみ、まえこごみにならないように尻を突き出し気味に前に傾く。5秒くらいキープして、もどす。交互に両脚足繰り返す。
おまけ:足指グー:上記の運動の際、親指と人差し指の付け根の第2
関節からまげてグーを作る。これを繰り返す。左右別々に、同
時にはやらないこと。足裏のアーチを作り、身体を安定させる。
●あ・ら・か・る・と
おなじみのウーロン亭ちゃ太郎さん、72kgから58kgへの減量に成功、
スッキリした姿で登場
1.最近開催されたちゃ太郎さん企画・実演の韮崎
市のイベント話。韮崎市出身の保阪嘉内氏
(盛岡高等農林学校で宮沢賢治らと同人誌
「アザレア」を刊行)につながるこぼれ話の紹介
2.オペラ落語は、17世紀のイギリス人パーセル
作曲のオペラ「ディドーとエネアス」。カルタゴの女王ディドーとトロイの
王子エネアスの悲恋の物語を、女王と侍女の声色を使い分けての熱
唱。イギリスの作曲家の歴史解説付き。
3.頭の体操(認知症予防):その①「雀の学校」と「おもちゃのマーチ」
皆が知っている2つの歌を歌った後、今度は、一小節ずつ交互に歌い
分ける。前の旋律に影響されてしまいそうになる。
何回か歌って頭の体操。
4.頭の体操(認知症予防):その②「きつねの和尚さん」
作 広田公介 台本 ウーロン亭ちゃ太郎
参加者をA、B、C、Dのパートに分け、それぞれのパートの台本を読む
パートを毎回変えて、また段々読むスピードを速めて行く。
これも頭の体操。最後は汗ばんでくる、頭も汗をかいたようだ。
●板倉宏子さんのクリスマス「歌声コーナー」
「あ・ら・か・る・と」 のあと、クリスマスが近いとあって、クリスマスツリーのイラスト入りの歌詞集。クリスマス・歳末にちなんだ10曲を歌う。ベートーヴェンの交響曲第9番「歓喜の歌」もドイツ語で歌った。
あとは、「見上げてごらん夜の星を」、「麦の唄」、手話付きの「千の風」、最後はこれも手話付きで「今日の日はさようなら」で元気に歌い歌い納めです。アフターは近くの居酒屋でいつもの懇親会。リクエストに応えて、ちゃ太郎さんからポルトガルの民族歌謡のファドも飛び出しました。今年の「元気に百歳」クラブの行事はこれで終了です。
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第31回 |
平成28年11月18日(金) 参加者14名 |
10月は会場の都合でお休み。11月の「ほっとサロン」は、いつもの「渋谷区立長谷戸社会教育館」で開催。
●橘高先生の「百でも元気に歩ける体操」コーナー
人の体の骨組みは足~特に足の裏Gゾーン~の上に下から順番に組
み立てられている。
足が土台。足の「よしあし」が上体にも大きな影響を
あたえている。
【足の体操基本形】
1.踵上下
踵をつけて立つ。つま先は開く。ヒップをしめて、お尻の下を伸ばす。
踵をつけたまま踵を上下する。Gゾーンにウエイトをのせて。
2.脚の裏側を伸ばす
椅子に浅く腰掛ける。片足は垂直に。片足は膝を伸ばして、つま先を上げる。踵は床につけたまま。
上体はすっきりのばして、そのまま骨盤を立てた状態で前傾。手は軽く椅子をつかむ。まえこごみにならないこと。5秒くらいキープして、もどす。交互に両足繰り返す。
3.足のバウンド上下
椅子に浅く腰掛ける。脚は垂直。つま先で床をけってバウンドさせながら足上下。10回くらいづつ、左右交互に繰り返す。血行をよくし、便通もよくなる。
4.手と足脚同時上下
椅子に浅く腰掛ける。肘をひいて、両手のひらを上にむける。
膝と手のひらを同側同時に上下させる。交互に繰り返す。
5.足指グー
椅子に浅く腰掛ける。膝をのばして、つま先をあげる。踵は床につけたまま。親指とひとさし指の付け根の第2関節からまげてグーを作る。のばす。これを繰り返す。左右別々に、同時にはやらないこと。
足裏のアーチを作り、体を安定させる。
6.その場足ふみ
肩幅より少し少なく両足巾開き、つま先平行に立つ。ヒップ(お尻の下部)をひきあげて骨盤をたてる。かかと、股関節、肩、耳、のラインを垂直に。その場足ふみ、踵からあげて、つま先からおりる。
7.首を回して上をみる
腰掛ける。視線水平のまま、首を左右に回す。最後に斜め上に視線を向ける。反対側の首の筋肉が伸びる。左右交互に繰り返す。
8.注意:足首をぐるぐる回す運動をよくやるが、よくない。
体が不安定になる。
●あ・ら・か・る・と
今月の「あ・ら・か・る・と」は総合警備保障のALSOK 板野友義氏、小山幹夫氏から、いざというときの緊急対応のお話を伺った。
1.救急、火災、などの緊急時の対応
怪我や病気の緊急診断・判断の基礎。119番への連絡項目。
2.AEDの機能や操作方法の紹介説明
AEDとはナーニ? 何処にあるの? 使い方は?
実際の使用方法実習は2017年1月のほっとサロンでおこないます。
体験してください。
3.高齢者の見守りサービス
ペンダント型の通信・緊急連絡 端末の紹介
4.オレオレ詐欺の事例説明
私は大丈夫と思っていても。
●板倉宏子さんの「歌声コーナー」
アラカルトのあと、時間は少なかったが、参加者のリクエスト曲8曲を目いっぱい歌って、最後は恒例の「今日の日はさようなら」を手話で。近ごろ皆さんのうたごえが、元気で大きくなりました。
アフターは近くの居酒屋でいつもの懇親会。あいかわらず会話が弾みました。
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第30回 |
平成28年9月16日(金) 参加者14名 |
9月の「ほっとサロン」は、いつもの「渋谷区立長谷戸社会教育館」で開催
●橘高先生の「百まで元気に歩ける体操」コーナー
体操基本形のまとめとおさらい
橘高先生から、下記のような基本形の要約メモをいただいて、おさらい。
参加者みな納得ですが、参加されていない方は、文章だけをみてもなか
なか要領がわからないと思います。
「百まで歩ける」「百でも歩ける」は健康の基本です。ぜひ「ほっとサロン
に参加して体感してみてください。
橘高靖子
【基本】
1.足裏感覚を呼び覚ます
2.錦織圭さん⇒Gゾーンでのバウンド
椅子バージョンのカムバックべービー
1)首の運動⇒目線の動き①肩先②横③横+斜め上(胸鎖乳突筋強)
各片側5回
2)手腕足脚バタバタ⇒手のひら上で手腕&足脚の同時動作(骨盤~背
骨周辺・肩の筋肉)20~30回
3)寝返り⇒①足脚を踏ん張ってシッカリ座る②膝の外に肘を伸ばした手
腕をあてる③反対側の手は椅子の背の下を持つ④肘をカラダと背
持たせの間にひき、カラダをねじり、真横を向く。片側5回
4)足跡グー適宜
5)ハイハイ⇒①椅子の足元にタオルを広げ、踏まないように立つ②椅
子に肘を伸ばした両手乗せる③膝を伸ばし、頭を下げ、つま先の様
子を見ながら20回足踏み④頭を起こし椅子の背持たせの上方を見
て、再び頭を下げる。 2~3回 1から2セット
3,浅田真央さん⇒①踵体重②尻の突き出し(膝後ろを伸ばす)③前屈
④膝を曲げGゾーンにのる⑤地面にGゾーンを押し込み、伝わる筋
肉の感覚を足首⇒ふくらはぎ⇒膝⇒太腿⇒股関節⇒骨盤⇒背骨⇒
背骨・・⇒首⇒サイドに分かれて耳の前から百会
⑥百会で結んでおわり。 2~3回
4.高梨沙羅さん⇒①爪先と膝頭を揃え、膝は握りこぶし1つ離す②背筋
を伸ばし前傾して、Gゾーンに体重を感じたら③真上に向かってサッ
と立つ④膝を曲げGゾーンに体重を感じたら、Gゾーンの感覚をその
ままに保ちながら椅子に座る。 3~5回
5.ピッチ歩行の歩き方(ナンバ歩き)=マーチング
バンド
1)踵上げて立つ
2)その足脚の膝下を伸ばし、
3)踵が着地したら、直ちに踵足脚跡にのる
重心の移動に伴い起きる前方へ推進力と、骨の
成り立ちによる踵足脚跡の振り出し動作から、無
駄のない動きとなり、心肺機能への負荷もほとん
どなく歩行を行うことができる。
●板倉宏子さんの「歌声コーナー」
今月は、時間もたっぷり、参加者のリクエスト曲16曲を歌い、後は恒例
「千の風になって」を手話で歌い、それから「100歳クラブのお餅つき」の練習、まだ手と歌と拍子あわせがまごついて、 にぎやかな笑いが広がりました。
そして「今日の日はさようなら」で終わった後は、近
くの居酒屋でいつもの懇親会。会話が弾みました。
(写真はクリックすると大きくなります)
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第29回 |
平成28年8月19日(金) 参加者22名 |
8月の「ほっとサロン」は、いつもの「渋谷区立長谷戸社会教育館」で開
催。参加者22名、これで3回連続の22名!
●橘高先生の「足あし体操」コーナー
1.浅田真央選手の伸び伸び体操(豆の芽が伸びて双葉が開くイメージ)
足を肩幅に広げ、つま先は平行にして真っ直ぐ立つ。先ず、準備運動で膝を軽く足の親指と人差し指の方向に乗せ並行になるように曲げる。これを何回か繰り返し、足 の親指と人差し指の間のところに重さ が乗る感覚をつかむ。
次に、カカトに重心を置いて、顔は前方に向け、おしりの下の方を、後ろに突き出し膝の後ろを伸ばす。この時、いわゆるおしりでなく、おしりの下部を意識して突き出すことが肝心。こうすることで筋膜がライン上で伸びる。そのまま、両腕を前に垂らしゆっくり身体を、無理しない程度に前に倒す。そこからゆっくり膝を緩めて、足の親指と人差し指で身体の重みを受け止め、足指で地球を押し込む。膝を伸ばしつつ、筋肉に伝わる力感を身体の上部、カカト、膝、もも、股関節、腰、背骨、首、頭のてっぺん(百会)まで上げて終了。これで1回。一日3回行う。最大でも5回まで。やり過ぎないこと。
お神輿の運動。上記、浅田真央選手の体操を思い出し、膝を曲げ、おしりを正しく突き出して、左右交互にカカトを上げ、足の親指と人差し指の間に重さを感じ、「ワッショイワッショイ」。膝の痛みもなくなり、正座も出来る。膝が痛くなったら、なった方の足を重点的にこのやり方で、数歩歩くと痛みが和らぐ。
この体操を続けていけば、検診の身長測定で前より背が伸びること請け合い。眼が良くなり視野も広がり、歯のかみ合わせが良くなる。若さを保てる。
2.錦織圭選手のお金持ち揺すり体操
(体操の要領はここをクリックしてください)
3.首の体操、頭が前に出るのを直す体操
足脚を肩幅より広く、両足の親指と人差し指の間にちからを入れ立つ。手
を腰に当て、
①右肘に視線を」向ける。次に左肘に向ける。
②次は、肩のラインを左右交互に見る。
③②の後、続いて斜め上に視線を上げる。左右交互に行う。
朝起きる前と夜寝る前、ベッドで枕に頭を載せた寝たままの姿勢で行ってもよい。赤ちゃんの頭の動きに似ている。この運動により、首の筋肉を鍛え頭が前にでるとか、背中が丸くなるのを防げる。
4.イ・ボミ選手の身体ねじり体操(ご贔屓のゴルフ選手をイメージして)
足の位置は、3.と同じ。両手を左右に真っ直ぐ伸ばす。顔を横に向け、顔を動かさず、両手を伸ばしたまま、身体を回転させる。左右、両方行う。この際、横を見た顔の位置を動かさないこと。膝を曲げないで床にしっかり立ったまま身体だけ捻ることが肝心。元に戻るときには、顔も元に戻る。カラダの斜めの筋っっっを引き伸ばす。
どの体操も、「続けること」そして「やり過ぎないこと」が大切。正しく学ぶには、ほっとサロンに参加してマスターしてください。
●あ・ら・か・る・と
元朝日新聞社会部記者、編集委員でもあった谷 久光さんに「社会部記
者って何を書くの?」というテーマで、毎日なにげなく読んでいる新聞記事の裏側をお話しして頂きました。谷さんは「元気に百歳クラブ」の会員です |
大学を卒業して朝日新聞入社は、昭和32年。最初の赴任地は名古屋本社。校閲部で1年半学んだ後、報道部に所属。報道の心得、①現場第一。24時間体制。②切り口のセンス、五感を働かせる。③問題意識を持つ。を叩き込まれた。
名古屋時代の、取材の裏話(火事、刑事事件、政治取材等)の数々を面白おかしく紹介、今だから話せる秘話もありました。伊勢湾台風、YS-11初飛行、山岳遭難事故、トヨタへの切り込み等の現場においての取材の苦労話。
東京に戻ってからも、問題意識が求められる点では、東京社会部デスクとして公費天国をあばくキャンペーン、調査報道のありかた。後に「原発事故取材の実態」として本で出版された、朝日新聞はYes Butの考え方、原発事故のことを例にあげて説明があった。
政治家への取材、地震予知法、先輩の疋田さんの相手を喋らせる技術、軍事に強い田岡さんの遊軍記者ぶりの紹介もありました。
入社当時の状況と現状との比較、女性記者の増加と活躍、マスコミを取り巻く環境は変化してきた、「マスコミュニケーション」の時代は終わったとの感想。それでも最後は「新聞を読んでください」との呼びかけで講演を閉じました。
●板倉さんの「歌声コーナー」
今回は、講演があったため、時間は短かった。
まず、手話付きの「千の風になって」を歌い、口と手を使ってリフレッシュ。リクエストは8曲。先日亡くなった永六輔さんの作詞の「上を向いて歩こう」、古くは「椰子の実」から最近の「翼を下さい」まで歌って、〆は恒例の手話を交えての♪「今日の日はさよ
うなら」♪。
終わったあとは、近くの新しく開拓したお店で楽しい懇親会。
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第28回 |
平成28年7月15日(金) 参加者22名 |
7月の「ほっとサロン」は、いつもの「渋谷区立長谷戸社会教育館」で開催、塩地さんと横山さん(新会員)が初参加され、参加者総勢22名(前回に続き最多)とますます盛況となりました。
●橘高先生の「足あし体操」コーナー
~100歳でも自分の足脚で歩くために~
1.疲れない歩き方(適正な歩幅)
着物を着て歩くと裾が邪魔して大きな歩幅では歩けないが、この歩幅
だと「璦(お)」を意識して歩けるので最適です~速く歩けるし疲れない
下半身に布を巻きつけて歩いてみて適正な歩幅を実感しました。
速く歩こうとして大幅で歩くと疲れて息が上がる。
2.足指グー(体操の要領はここをクリックして見てください)
足裏にある内側縦と横のアーチを刺激する体操。
親指と人差し指の間、つまり鼻緒の部分に力を入れて行う。
3.姿勢を良くする
普通に立ちお尻を突き出して膝を伸ばす→体を前に倒す(曲がるとこ
ろまで)この姿勢を5秒維持する→膝を曲げ「璦(お)」に力が入った事
を確認しながらそのまま立ち上がる。
4.金持ちゆすり(体操の要領はここをクリックしてみてください)
足の血行を良くしてむくみの対策効果、冷え症予防。
5.体の捻りを良くする
椅子に座り右手の平で左膝をつかみ、左手は椅子の横(少し後ろ)を
つかんで体を左に捻り戻す。
同じ要領で左手の平で右膝をつかみ、右手は椅子の横(少し後ろ)を
つかんで体を右に捻り戻す。
●あ・ら・か・る・と
、 前回の「最近の葬儀・お墓事情」に続き第2弾として「エンディングノート
の書き方、荷物の整理をしよう!」について(株)コムウェルの方にお話
を伺いました。
1.エンディングノートの書き方
必ず死はやってくる、自分に万一があった時も家族が困らないように
エンディングノートを書き始めよう。
①自分について・・・正しく書くこと
・履歴書 ・過ぎ去りし過去
②メッセージ・・・家族で話し合うこと
・介護・治療について
告知してもらいたいか、終末治療の希望、臓器提供や献体
・遺言について(エンディングノートに書いても法的効力はない)
・葬式とお墓について
何人くらい呼ぶか、宗派、どこで行うか、予算、喪主は誰に
・備忘録
親戚の住所録、慶弔記録、菩提寺や家紋など
・資産について
不動産、銀行の口座、カード、その他金融資産
2.荷物の整理をしよう
終活の活動の中に遺品整理があります
家族が困らないように動ける元気なうちに自分自身の荷物を自分で
整理しましょう
捨てられない物ランク
①衣服(何十年前の衣服なんてこれから着る機会はありますか)
②食器(日頃使う物だけにする、高価な物は自分の為に使う)
③写真(厳選した写真だけを残して、思い切って捨てる)
④手紙
⑤本
●板倉さんの「歌声コーナー」
大きな声で楽しく皆で歌いました
・恒例の「元気に100歳のお餅つき」(歌いながらの手遊び)
・「千の風になって」(手話を入れて)
・「我が人生に悔いなし」
・「夏は来ぬ」
・「糸」
・「花は咲く」
・最後は「今日の日はさようなら」(手話を入れて)
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第27回 |
平成28年6月17日(金) 参加者22名 |
6月の「ほっとサロン」は、いつもの「渋谷区立長谷戸社会教育館」で開催
●橘高先生の「足あし体操」コーナー
1.足裏の4点を意識する体操(前回の復習を兼ねて)
体操の要領はここをクリックして見てください
(効果)大腰筋が鍛えられ、足の筋肉が長くなる。体操は朝行うと、血液
の循環が良くなって心臓にもまわり身体が温まる。
2.足バタバタ体操
歳を取ると、おしりの形がV字型になる、これをU字型に変える。
椅子に腰かけ、お尻を一番後ろまで深くがっつり座る。両手で椅子の角
をつかみ、腕を伸ばしてから、少し前かがみになる。その体勢で伸ばし
た両足をつま先を着けずにバタバタさせる。プールサイドに座って足を
バタバタする要領。50回程度行う。これで腰が伸び⇒足が伸びる
<トピックス>走る際のスタートの時、4点を意識する。かかとを上げた
とき、4点を意識。これをマスターすると年齢別のマスターズ競技で活躍
できるかも。むこうずねは4点意識すると真っ直ぐ立てる、むこうずねが
内側や外側にヨレないように。
3.肩、腕の痛みを直す体操
肩こりには五郎丸体操(前回参照)で対応する。腕の痛みは足が原因。
①椅子に座り、胸の前10cmのところで、ひじを前に持ち上げまっす
ぐのラインを作る。手の指を上に向けて両掌を合わせ(合掌のポー
ズ)、力を入れて押しつけあう。101、102、103、104、105、
106(これで6秒に相当)と声に出して数を数える。
②手の指先を胸の前10cmのところで、左右ひっかけて左右に引っ
張る。これも①の要領で6秒行う。そのあと、持ち手を逆にして同様
に左右に引っ張る。これも同じく6秒。
4.頭が前に出るのを直す体操
頭は凡そ5kgほどあり、重たい。朝起きる前と夜寝る前、ベットで枕に
頭を載せた寝たままの姿勢で、枕の上に頭を載せ、右に曲げてから
次に斜め上を見る。次は左を同様に行う。片方ずつ5回行う。
5.スクワット体操(ジャンプの沙羅選手の動きの応用)
椅子の座面の前に立ち、膝をゆるめ、重心を4点の位置に置き、背を
伸ばして、前方を見ながらおしりを突き出し気味にして、そのまま椅子
に座る。立ち上がる時は、4点を意識し体重を乗せたまま床を押して
立ち上がる。これを繰り返し5回ほど行う。これがスクワット体操にな
る。
6.手の小指体操
包丁を使う時、小指側の3本に力を入れ握る。そうするとトマト、刺身
がうまく切れる。手の平を開いて小指から一本ずつ内側に追ってゆく
体操。普段と違う折り方で、指のうごきがスムーズになる。親指が外で
中指に乗るほうが、親指を人差し指の内側にするより、力が入る。
どの体操も、「続けること」そして「やり過ぎないこと」が大切。
●あ・ら・か・る・と
(株)コムウェルで、ウェルビーの会(終活)を担当している方に、まず第
一弾として、「最近の葬儀・お墓事情」についてお話を伺いました。
1.終活とは 一人家庭および夫婦二人だけの家庭が6~7割ーエンディ
ングを考える必要があります。
①楽しむこと 元気でいるために行うこと ex体操
②動けなくなった時、どうするか
③亡くなった後のこと(相続、葬儀)を周りに教えておくこと
②、③が「エンディングノート」の範囲
2.葬儀の種類(一般葬の他)
①家族葬(扱う葬儀の内6割)
身内・親族のみ、やることは一般葬と同じ。人数が異なる。
課題:個人の付き合いによっては残された家族が大変。家族葬のあ
と、家への弔問・香典等の対応が続く
②一日葬/通夜なし
前日に納棺式を行うことが多い
③直葬(じきそう)
荼毘に付すだけ。ご安置・納棺、直接火葬場へ、ここでお別れ、
お花や物を入れることができる、釜前経できる
④無宗教葬
花祭壇、音楽葬、絵画葬(絵を飾る) 献花、ビデオを利用
⑤樹木葬・合同墓、散骨
合同葬は若い人に人気。ロッカー式。自動式。スペースのみ。
3.お墓事情
・戒名:料金、東京がMAX、宗派により異なる。金額は、本家筋や直
接寺に相談・聞く
・お墓を移す(改葬)・墓じまい:お墓は借地権。更地にする費用、御供
養料等でお骨を持って来るのに費用がかかります。
・法事:33回忌で終えることが多い。、お終いにするため全ての親族
で回向する。年会忌は1周忌、3忌、7忌、13回忌、17回忌、
23回忌、27回忌など
・献体:通夜は出来るかもしれないが、48時間以内に病院に運ばなけ
ればならない。戻ってくるのに時間がかかり葬儀はできない。
●板倉さんの「歌声コーナー」
今月の歌は、石原裕次郎の最後のシングル♪我が人生に悔いなし♪
(なかにしれい作詞、加藤登紀子作曲)、いい歌だが歌うのは難しい。
〆は恒例の手話を交えての♪今日の日はさようなら♪。
終わったあとは近くの新しく開拓したお店で楽しい懇親会。
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第26回 |
平成28年5月20日(金) 参加者18名 |
5月の「ほっとサロン」は、いつもの「渋谷区立長谷戸社会教育館」で開催
●橘高先生の「足あし体操」コーナー
1.足裏の4点を意識する体操
左の図の足親指1のと人差し指2のところの2点および足 裏の外反母趾ライン上で鼻緒ライン上の璦(お)の両側、 親指1および人差し指2ラインとが交差する点、計4点(○ 印)を意識、体重をかける。○で囲まれた範囲をGゾーンと呼び、片足5回ずつ行う。
足は並行で、両足の4点を意識して立つと、横から見て、 外くるぶし・膝・股関節・肩・耳がほぼ直線になる。お尻の下の部分を持ち上げて(しり突き出し気味)、骨盤を立てるよう意識する。
2.あしゆびグー体操
椅子に浅く腰掛け、手は 椅子の両側を軽く持
つ。その まま椅子の背 に体を 倒し、両足は軽
く前に伸 ばす。あしゆび(足跡)を内 側に折り
込んで【足跡グー】 をすると、股関節あ たりか
ら体が椅子の背から離れ, 骨盤の真上に頭部を引き上げる。
繰り返し5回ほど一日5回行う。腹筋が鍛えられる。ヒザ痛も軽減す
る。
3.姿勢を正しくする体操
椅子の後ろまたは窓の枠を、腕を延ばして(つっぱって)握り、おしりを
突き出して足裏の4点を意識し、視線は前方に、一度に20~30回の
その場足踏みを行う。毎日継続することが大切。
100歳まで歩くには必要なこと。背中の筋肉が育つ。2~3セット。
参考:4点を上手に使う動きには、祭の神輿担ぎや阿波踊り。
★小さな動きでも続けることで、Nさんのように足裏のアーチが復活し
た例がある。
4.沙羅選手の「スクワット」
ジャンプの沙羅選手を見習い、ひざを緩め、両足裏の4点にカラダを
載せたまま、前方を見て沈み込む。その後、4点を意識して伸び上が
。スムーズに立てる。今度は椅子の座面の前に立ち、膝をゆるめ、重
心を4点の位置に置き、背を伸ばして、お尻を突き出し気味に、そのま
ま椅子に座る。スムーズに座れる。上体を股関節から前に倒し、4点
に重さを感じたら床を押して立つ。これを繰り返し5回ほど行う。
<トピックス:ウオーキング>カカト上げてから、歩幅を狭く歩き始める
、足の4点を使って歩く。前になる足脚使いは、カカトから着地し、ほ
とんど同時に4点で脚を受け止める。この歩き方はツマズカナイ!
5.階段の登り降り
上がる時、下りる時、先ず手のひらを1回上向きにする。階段を上がる
時、手のひらを上にする動作を行い、手すりを持ち、カカトを階段の高
さまで上げる。その足のカカトを階段から外し4点を意識し力を入れる
足脚の筋肉と大腰筋を鍛えることができる。下りる時、先ず手のひら
を上にする。手すりを持ち、上に残る足脚はスクワットの要領で腰をお
とす。おろす足脚は、カカトから上げ、つま先から下ろし、ほとんど同
時にカカトを着け、脚をのせる。その繰り返しで、足跡(あしゆび)は階
段から外れても4点意識で。足脚の筋肉と大腰筋を鍛えられる。
6.五郎丸歩選手のプレースキックのポーズ
椅子にしっかり腰掛け、両手で五郎丸ポーズを取り、両ひじを付け、
脇を閉め、前傾して足裏4点にウエイトをかけ、そのまま両手を前方に
伸ばす。おしりを突き出し、視線は上(ゴールポストの方向)を見上げ
るのがポイント。腕や肩こり・上半身のリラックス効果がある。
●板倉宏子さんの「歌声コーナー」
最初に銀座カンカン娘の曲で先ずはお口の体
操。「パポパパ パポパパ ペプピペピペペ」声が出やすくなったところで、次は♫千の風になって♫を手話入りで繰り返し練習、3番目は「100歳クラブのお餅つき」に、またまた挑戦。手話歌もそうですが、頭と体の連携プレイはとても大切な気がします。
今月の歌は、「宗谷岬」と中島みゆき「糸」でした。「糸」は なかなか難
しい。
皆さんのリクエスト曲を歌い、「千の風になって」の手話歌をもう一度
復習してから、〆は恒例の手話を交えての「今日の日はさようなら」。
終わった後は、近くの居酒屋で2時間」の楽しい懇親会。
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第25回 |
平成28年4月15日(金) 参加者18名 |
4月の「ほっとサロン」は、いつもの「渋谷区立長谷戸社会教育館」で開催
●橘高先生の「百まで元気に歩ける体操」コーナー
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基本のポイント
●体をささえる《璦(お)》(左図参照)
このポイントを意識することで、正しい姿勢が
保たれる
●体操は無理をせず、正しい姿勢で繰り返し継
続すること |
今日は足の体操基本形4種を丁寧に練習(復習)
1.お金持ちゆすり(貧乏ゆすり)
浅く腰掛け、両ひざ間拳一つ離す。両足は平行。前から見て「お」・踵・
膝・股関節・乳頭を一直線に。横から見て「お」は膝頭の下くらい。踵
上下。片足づつ5回程度交互に繰り返す。
10回/セット、2セット/日くらい。筋肉緊張を緩め、疲れを癒やす。
2.その場足ふみ
横からみて、踵・膝・股関節・肩・耳を一直線になるように立つ。
足は平行、肩幅よりやや狭く。お尻の下の部分を持ち上げて、骨盤を
立てるよう意識する。
踵からあげて足踏み。下ろした時「お」に体重をのせる。
若々しく正しい姿勢でさっさと歩けて、つまずかない、疲れない。
「前かがみの老人歩きよ」、さようなら。
3.足指グー
浅く腰掛け、膝を軽く伸ばして踵をつき、つま先を上げる。親指と人さ
し指の付け根の関節を意識して曲げる(グー)。足裏を床に対して平
行に保つこと。片足づつ10回程度繰り返す。
足裏のアーチを作り、大地をグリップ、転ばない疲れない歩きを助け
る。
4.前傾伸長
1.と同じ要領で浅く腰掛け、腕を伸ばし、踵をついて、ひざ裏・ふくら
はぎを伸長、足裏を床から離すよう(直角方向に)たてる。両手で椅
子をつかみ、上体を伸ばして骨盤をたてた状態で前傾する。顔はあげ
たまま前方を見ること。6秒くらい保つ。少し痛いがよい気持ち。片足
づつ繰り返す。
5.(おまけ)足指まわし(自分でやらないで、人にやってもらうとよい)
両足を伸ばした状態で、親指をつまみ内から外への方向で軽く、くるく
るまわす。次に人差し指をつまんで内から外への方向で、くるくるまわ
す。筋肉の緊張を解放して疲れ、痛みをいやす。
●板倉宏子さんの「歌声コーナー」
今月の歌は、森山直太朗「さくら」と、みなみらんぼう「道程」。少々難 しいけれど素敵な歌でした。参加者からのリクエスト曲は16曲。十分楽しんだあとは、「千の風になって」を手話で歌い、それから「100歳クラブの餅つき」の練習、まだ手と歌と拍
子あわせがまごついて、にぎやかな笑いが、ひろがりました。
そして「今日の日はさようなら」で終わった後は、近くの居酒屋でいつも
の懇親会。 会話が弾みました。
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第24回 |
平成28年3月18日(金) 参加者15名 |
3月の「ほっとサロン」は、いつもの「渋谷区立長谷戸社会教育館」で開催
●橘高先生の「足あし体操」コーナー
最初に、足が疲れた時の対応を先生指導で試す。確かに歩くと足が軽
くなったことを実感。
○くるぶしの上辺りを紐(4cm幅の鉢巻状のもの:例包帯)で縛る。もう一
ケ所は膝下のオスグット付近で縛る。昔のゲートルのように。脚の
膝下の2本の骨がバラつくのを防ぐ効果がある。自転車用のスボンの
裾を止めるテープあるいは鉢巻のように布で作ってマジックテープを
付けたものを使う。
<トピックス>二宮在住の歯医者の話。歯の痛みを足脚で治す。歯の
健康には、土台となる足脚が重要。積み木のような骨格は、土台が
しっかりしていないと上が安定しない。
橘高先生命名<カムバック・ベイビー>体操
ー赤ちゃんの動きを観察して学ぶー
○ゲットアップ体操ー朝、目を覚まし、布団から起き上がるまでー
①枕をしたまま首を左右に、横を見る。②両手腕の脇を軽く閉め肩に
付け、肘を上下に動かす(背骨が揺れる)。③左右の寝返りをする
④ハイハイ(四つん這い)動作⇒高齢者向け体操
骨盤の位置を正しくすると正しい姿勢がとれる。骨盤の傾きを意識でき
るように。骨盤は、機能は異なるが頭蓋骨と並んで大きな骨。正常な
位置に「骨盤を起こす」動作を学ぶにはハイハイ動作が一番。歩行に大
事な筋肉の育成!
注意点:ハイハイから起きるときには、周りにつかまるところを用意するこ
と。トイレに行く時にハイハイで行く。立ち上がる時にはつかまる
物を用意する。
<トピックス>和式トイレで用をたす時、十分に前の方に体を持って行く、
両足はつぼめないで平行、しゃがみこまない。「お」に重心。スクワット
の要領。
○引き上げ:腹筋体操
椅子に浅く腰掛け、手は椅子の両側を軽く持つ。そのまま椅子の背に
体を倒し、両足は軽く前に伸ばして、あしゆび(足趾)を内側に折り込
んで(足跡グー)、体を椅子の背から離し、骨盤の真上に頭部を引き
上げる。繰り返し5回ほど行う。腹筋が鍛えられる。
○錦織選手の「お金持ちゆすり」-ここでは「貧乏ゆすり」と呼ばない
錦織選手が休息タイムに椅子に腰掛けている時の動作。椅子に浅く
腰掛け、手は軽く椅子を持って、「オ」のラインに乗るように、膝が「オ」
の真上に来るように、ひざがしらの下に爪先が来るようにしてカカトを
上げてお金持ち揺すり。右5回、左5回行う。足の親指、人差し指を意
識してこの2本の指に乗るように行う。お金持ちゆすりで緊張がほぐれ
てリラックス効果。片足づつ外反母趾ラインと「お」を床に押し付け、カ
カトの上下を大きくゆっくり行うと、アキレス腱の運動になる。肩もほぐ
れる。
○沙羅選手の「スクワット」
ジャンプの沙羅選手を見習う。椅子の前の方に座り、「お」の位置に重
心を置き、背を伸ばしてから前傾して「お」だけを意識して立ち上がる。
スムーズに立てる。今度は立ったまま、膝をゆるめ、重心を「お」の位
置においたまま、おしりを突き出すようにして、そのまま椅子に座る。
スムーズに座れる。これを繰り返し5回ほど行う。
●板倉宏子さんの「歌のコーナー」
最初に銀座カンカン娘の曲で「お口の体操」「パポパパ パポパパ ペ
プピペピペペ」。次は春のお彼岸中なので、「千の風になって」の初めて
の手話歌を繰り返し練習、3番目は「100歳クラブのお餅つき」に、 ま
たまた挑戦。手話歌もそうですが、頭と体の連係プレイはとても大切な
気がします。
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皆さんのリクエスト曲、贈る言葉 、桜(直太郎)、島唄、メダカの学校、ここに幸あり、知床旅情、愛燦燦、遠くへ行きたい、空に星があるように、ふれあい、翼を下さい、忘れな草をあなたに、を歌いました。
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「千の風になって」の手話歌をもう一度復習してから、〆は恒例の手話を
交えての「今日の日はさようなら」.。
あとは、近くの居酒屋で2時間の懇親会。会話が弾みました。
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第23回 |
平成28年2月19日(金) 参加者18名 |
2月の「ほっとサロン」は「渋谷区立長谷戸社会教育館」で開催。18名も
の参加があり盛況でした。
●橘高先生の「足あし体操」コーナー
○介護の際などの体を起こす時のコツ。
起こされる人が手のひらを返してから起こすと、起こされる人と起こす
人、双方にとって楽に起こせる。
「ちょうだい腹筋」は椅子に浅く腰掛け、椅子の背によりかかり4回両手
を肩に付ける動作をした後、頭から起きないようにして、手のひらを返し
て、まっすぐ前方を見て両手を頂戴のポーズで前に伸ばす。
○歩き始める時は、膝からでなく、「カカト」をまず挙げる、するとヒザが動
いてスムーズに歩ける。カカトの上げ方は、最初は低く。
○「貧乏ゆすり」動作(錦織圭選手が椅子に腰掛けている時の動作)
椅子に浅く腰掛け、手は軽く椅子を持って、「オ」のラインに乗るよう
に、膝が「オ」の真上に来るようにしてカカトを上げて貧乏揺すり。
右5回、左5回行う。足の親指、人差し指を意識してこの2本の指に乗
るように行う。
貧乏ゆすりでリラックス効果。筋膜を調整することにつながる。
○「その場足踏み」は大腰筋とカカトとの使い方
・立って行う場合:第22回の活動記録参照
・椅子に座って行う場合:椅子に腰掛け、手は椅子の両側を持つ。カカ
トから上げる。ガスがぬけるように背を立てる。1分程度行う。膝頭
の下に爪先。片足づつ足指を折って「お」を床に押し付ける。
注意点:下を見ない、ひざと「お」のラインを揃え外反母趾ラインを曲
げる。左右2~3回行う。足裏の「お」と「踵」を結ぶラインを意識
することがポイント。肩こりが取れる。
●あ・ら・か・る・と 北出さんのお話「大相撲あれこれ」
講師は北出幸一氏。NHKご出身で、現在、月刊大相撲情報誌「大相撲
ジャーナル」編集長。
ご自分で記事を書き、写真を撮影した「大相撲
ジャーナル」を配布。先場所の取り組み、大関琴
奨菊優勝の舞台裏など豊富な経験をもとに大相
撲のこぼれ話をオヤジギャグ混じりに、面白お
かしくお話して頂きました。
●板倉宏子さんの歌声教室「歌のコーナー」
早春賦、糸、千の風になって、ひな祭り、北国の春、寒い朝、四季の歌、
おぼろ月夜等、皆さんのリクエスト曲を歌いました。春の例会でも行う予
定の「十五夜さんのお餅つき(歌いながらの手遊び)」を二人一組になっ
て行いました。頭と体との連動遊びです。
〆は恒例の手話を交えての「今日の日はさようなら」。
終わったあとは、近くの居酒屋で懇親会。会話が弾みました。
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第22回 |
平成28年1月15日(金) 参加者21名 |
年明けの「ほっとサロン」は、いつもと異なり新橋「ばるーん」で開催。
21名もの参加があり盛況でした。
●橘高先生の体操教室
全身を覆っている筋膜の調整が大切なこと。大腰筋を鍛えることが大
切なこと。
<足>椅子に浅く腰掛け、手は椅子の
両側を持つか、立って行う。膝頭の下
に爪先。片足ずつ足指を折って「お」
を床に押し付ける。
注意点:下を見ない、膝と「お」のライン
を揃え外反母趾ラインが曲がる。
左右2~3回行う。 |
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<腕>
手のひらを返して上に向け、小指をあわせ肘までくっつけたまま、身体を
上に引っ張り上げるようにしてから、身体を倒 し前かがみに して肘を前
に少し伸ばす。腕のコリが取れる。
注意点:目は前方をみる、下を見ない。
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大腰筋(腰につながる足の付け根)が大切
・人類最速の男ウサイン・ボルトやパウエル
選手の見事な大腰筋は背骨の1.5倍はある?
・箱根駅伝の山登りはピッチ走法、大腰筋を使う。 |
<その場足踏み> 大腰筋(腸腰筋)と踵の使い方。
足跡(足の指)を支点に踵から上げ、スポーツ自転車をこぐイメージで行
う。両足は平行、ハの字にならないこと。上げたあしがよじれないこと。長
くても5分。最初のうちは1分でも良い。
注意点:ひざの曲げる方向は一方向(オの方向)
踵から上げスポーツ自転車をこぐ要領で強く足踏み、家で位置を
決めて行う。
歩き方:歳をとったらスライド走法よりピッチ走法(小さな歩幅)がいい。
歩幅:身長マイナス110cm、 着物を着た時の歩きを参考にー前の
足にすぐ乗るナンバ歩き:手を振らない、スポーツ自転車を漕ぐ要領
階段上り:足裏の半分を階段に架け、架ける部分を段に叩きつける要領
歳とったら一度手のひらを上にして手すりを使いましょう。 |
<腰痛改善>
立って、椅子の後ろの取っ手または窓の手すり等に両手をかけて「その
場足踏み」
注意点:顔を起こす、背を丸めない、腰の返りを意識する。
これまでの体操で大腰筋を鍛え、仙腸関節を正しい位置に整えることが出来る。家で、基本の<オ>を意識して、正しく、無理をしないで、継続して行いましょう。
●板倉宏子さんの歌声教室
「十五夜さんのお餅つき(歌いながらの手遊び)」コーナー
最近「ほっとサロン」で定番になった頭と体との連動遊び。
二人一組になって行います。春の例会でもやりますよ。
要領はここをクリックして見てください
「歌のコーナー」
「この街で」(新井満作詞・作曲 結婚式の時に歌われる)、「糸」(中島みゆき作詞・作曲)、「千の風になって」(新井満訳詞・作曲)の他、皆さんのリクエスト曲を歌って、締めはゲスト参加の辻さんの手話を交えての「今日の日はさようなら」。
終わった後は、橘高先生も参加されて全員22名そろって、近くの居酒屋で懇親会。今年初めての「ほっとサロン」で、会話が弾みました!
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