6月の「ほっとサロン」は、「渋谷区立長谷戸社会教育館」音楽室で開催。
●橘高先生の「百でも元気に歩ける体操」コーナー
どこからが脚か?大腰筋の出発点から。重心は臍下三寸、丹田のところ。ボルト選手も着地は璦 (お)。猫で言えば肉球のところ。脚のつま先は進行方向に真っ直ぐに。よれてはいけない。ひたひた歩き。膝が伸びた状態を作る。
1.膝を伸ばす
椅子に浅く腰掛ける(半座り)。上体は真っ直ぐ立てたまま(骨盤を起こす)向かい側の椅子に片足を伸ばして乗せる。(右写真参照) 手は足に載せない。この際、踵(かかと)は椅子につけ、垂直につま先をまっすぐ立てて踵を突き出すようにして膝を伸ばす。又は床に膝を押し付けるイメージ。(足先の親指と人差指の間がパイパイライン:肩井/BP/腸骨筋の停止部/膝頭/璦 (お) が同一線上に揃うこと)5秒くらいキープして、もどす。交互に両脚足繰り返す。曲がった膝を重力で伸ばす。左右別々に、同時にはやらないこと。膝は伸してのるもの。
【膝の痛みの改善になる。脚の膝関節を支える筋肉の強化】
2.自転車立ち漕ぎ
尻(坐骨)を後ろに出すようにして、両手を伸ばし、しっかりした場所につかまり、膝を伸ばして、前方を見ながら、足首の力を抜いて、踵を上げ片足ずつ上下させる(ガラ携を折りたたむように)。それほど高く上げなくて良い。スポーツ自転車を漕ぐor坂での立ち漕ぎの要領。
3.体幹を鍛える (赤ちゃんの動きに注目!)
① 朝の体操
朝起きる前と夜寝る前、ベッドで枕に頭を載せた寝たままの姿勢で枕に頭を軽く押し付け気味に、左右を見たり、次に斜め上を見る。一方向を5回程度行う。頭が前に出るのを直す体操にもなる。目は開いたままですよ。
② 肩甲骨の柔軟性を高める運動
椅子に浅く腰骨を立てて腰掛ける。両手の指先を肩につけ、両手の肘先を、肩を支点に同時にグルグル回す。前廻し、後ろ廻し、両方行う。両肘先を上下に大きく廻すのも効果的だ。肩甲骨の柔軟性を高めて、頭やクビの可動性を高めることが出来る。
③ 見返り美人①
上記②の両手の先を肩に付けたまま、肩肘を、足裏を踏み込んだ方の膝に近づける。 膝に付けない。左右交互に行う。
④ 見返り美人②
足を反対側の足に引っ掛けて組む。膝と膝を合わせる。両手の先を肩に付けて、足を組んだ方の膝に、反対側の肘を近づける。左右交互に行う。
⑤ はいはい運動
畳1枚を三周する程度の這い這いをする。這い這いしながら、アチラコチラ見る。背中がよく動き背骨回りの筋肉の改善を図る。立ち上がる時には必ず安定した何処かに掴まって立ち上がる。
<休憩タイム>
◯橘高先生考案の、ご自宅で母上の介護の時にお使いになった、介護される人、介護
する人に優しい「介護服」の紹介。
◯ほっとサロン、あ・ら・か・る・とでお話を伺ったことがある映画プロデューサー
「佐々木史朗」さんがプロデュースした映画が上映されます。期間は6月27日(火)
~7月16日(日)、場所は、東京国立近代美術館フィルムセンター2階大ホール
(紹介パンフ配布)ご覧になりたい映画を選んで、上映日にお出かけください。
東京メトロ銀座線京橋駅、都営地下鉄宝町駅下車徒歩1分、JR東京駅八重洲南口
から徒歩10分。
お問い合わせ: ハローダイヤル 03-5777-8600
ホームページ http://www.momat.go.jp/
●板倉宏子さんの「歌声コーナー」
◯「お口の体操パピプペポ」で滑舌を良くする。
◯「100歳クラブのお餅つき」を二人一組で行う。10月例会でうまく出来るよう
練習しましょう。
ご自宅で、机を前に、歌いながらリズムをとって、ひとり練習もできますよ。
◯ まず腰を立てる姿勢を作って、ウエストの後ろあたりで、鼻から吸った息を支
える。声にして出す。
板倉さんのピアノのリードで、自分の気に入った一音で、2オクターブプラス5
音階まで、なんとか発声しました。オペラが歌えるかも!
◯ 恒例のリクエスト曲。配布の歌集とプリントで、季節の歌、易しい歌、難しい歌、
懐かしい歌、いろいろありました。
「今日の日はさようなら」を手話付きで、歌い終えました。アフターは近くの居酒屋
での懇親会。
皆さん一緒に身体と口の体操をした後、会話が弾みました。
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